トピックス
一般事業主行動計画を策定しましたので、当社の行動計画を公表致します
2025.09.16
【次世代育成支援対策推進】
社員が仕事と子育てを両立させることができ、社員全員が働きやすい環境を作ることによって、すべての社員がその能力を十分に発揮できるようにするため、次のように行動計画を策定する。
1.計画期間 令和7年8月2日~令和12年8月2日までの 5年間
2.内容
目標1:産前産後休業や育児休業、育児休業給付、育休中の社会保険料免除など制度の周知や情報提供を行う。
<対策>
●令和7年 9月~ 法に基づく諸制度の調査
●令和7年12月~ 制度に関するパンフレットを作成し社員に配布
目標2:若者に対するインターンシップ等の就職体験機会の提供、トライアル雇用等を通じた雇用受け入れ又は職業訓練の推進をする。
<対策>
●令和7年12月~ 受け入れ体制について検討開始
●令和8年 2月~ 受け入れを行う部署への説明及び体制作り
●令和8年 4月~ 関係行政機関、学校との連携
●令和8年 7月~ 社員への周知及び市区町村広報誌などによる取組の周知
●令和8年 9月~ インターンシップ等の受け入れ開始
目標3:子育てを行う労働者の生活を支援するために雇用環境の整備の一つとして子育て支援手当の継続を行う
<対策>
●令和12年8月まで~現在支給している子育て支援手当(毎月)を継続
1.①子供3人以上扶養は15,000円(18歳まで) ②子供4人以上扶養で20,000円
2.①子供が中学生の場合10,000円 ②高校生(自宅)10,000円、(自宅外)15,000円
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【女性活躍推進】
女性職員が、その能力を十分に発揮し、活躍できる雇用環境の整備を行うため、次のように行動計画を策定する。
1.計画期間 令和7年8月2日~令和12年8月2日
2.当社の課題
(1)女性の応募者がなく、女性技術者が在籍していない。
(2)女性は、総務部、工事管理課に配属され配置先が偏っている。
(3)建設現場においては、男性技術者中心であったが、人手不足対策も含め女性技術者配置を推進していく必要がある。
3.目標と取組内容・実施時期
目標 1 :技術者の女性を現在0人から1人以上に増加させる。
<取組内容>
1.令和7年11月~ 全社員に対し、関係法令及び行動計画を周知する。
2.令和8年1月~ ホームページ、ハローワークを利用して女性が活躍できる職場として情報発信を行う。
2025年度 日本建築学会大会(九州)にて共同研究の成果を発表しました
2025.09.12
2025年9月9日(火)から12日(金)にかけて、九州大学 伊都キャンパス(福岡市)にて開催された「2025年度 日本建築学会大会(九州)」において、当社は室蘭工業大学と共同で行った研究成果について発表いたしました。
発表した論文の概要は以下の通りです。
■ 発表概要
論文タイトル:
各種塩害対策手法による補修モルタルの鉄筋腐食進展抑制効果に関する検討
概要:
塩害を受けたコンクリート構造物を補修する際、鉄筋に塩化物イオンや腐食が残存した場合の再劣化(腐食の進展)が課題となります。
本研究により、腐食が残存する場合においても、高炉スラグを使用することでセメント系防錆剤と同等の腐食進展抑制効果が期待できることが示されました。
さらに、劣化因子遮断性の高い繊維補強ポリマーセメントモルタルとこれらの対策を併用することで、より長期的に腐食の進展を抑制できる可能性も示されました。
当社は今後も、産学連携による研究開発を推進し、その成果を社会に還元してまいります。
「見る・聞く・測る」で学ぶ建設業の仕事。浦河高校の生徒さんへ職業体験を提供しました
2025.09.01
未来の担い手へ、建設業の「リアル」を届ける夏。
昨年に引き続き、今年も地元の浦河高校から、2年生の生徒さんをインターンシップにお迎えしました。
室蘭開発建設部浦河港湾事務所の多大なるご協力のもと、未来の技術者のために用意された特別なプログラム。岸壁から、活気あふれる海上の作業風景や、巨大なクレーンが動く迫力の現場にまっすぐな視線を送り、そして自らの手で測量機器を操るーー。
座学だけでは決して伝わらない、建設業のスケール感。
しかし、生徒さんの心に最も響いたのは、機械の迫力以上に、現場に立つ1人ひとりの「全力でプロであろうとする強い意志」でした。
その言葉を聞けたこと、そしてプログラムに一心に向き合う真剣な眼差しが、私たちにとって何よりの喜びであり、大きな刺激となりました。
この取り組みの様子は、日高報知新聞(8/30版)でもご紹介いただきました。
今回感じ取ってくれた「プロの意志」を胸に、未来の地域を創る担い手へと続く、確かな一歩となることを願っています。